コラム
2023.07.24
はじめて移住する人必見!必要な手続きまとめ
初めての移住でどんな手続きが必要かわからない。
役所にはあまり行ったことがないので一連の流れを事前に知っておきたい。
そんな方のために移住前、移住後に分けて必要な手続きをご紹介します。
移住前の手続き(1ヶ月以上前)
移住の1ヶ月以上前にすることのほとんどは住宅関係のことです。
①退去の準備
もし、あなたが賃貸住宅に住んでいるなら、
退去の1ヶ月〜2ヶ月前までに契約解除の申し出が必要です。
不動産会社に連絡を入れましょう。
②引越し業者の見積もり
引越しにかかる費用は業者によって大きな差があります。
比較サイトなどを利用して自分のプランにあった業者を見つけましょう。
また、安ければよいというものでもありません。口コミや周りの人の意見も
取り入れるようにしましょう。
③移住先の選定
このコラムを読んでいるということは
就職先は決まっていて、その近くに移住する予定だという方がほとんどだと思います。
中には社員寮に住むという方もいらっしゃるかもしれません。
もし、これから住宅を探すという方は勤務先との距離、交通の利便性、家賃などを
事前にしらべておきましょう。
地方だとバス、電車の本数が少ないこともよくあります。
車で通勤する方も雪が多く降る地域ですと運転が困難になる場合がありますので
不動産会社と相談して決めましょう。
④粗大ゴミ収集
粗大ゴミがたくさんある場合は前もって粗大ゴミ収集依頼をしておきましょう。
時期によっては予約が取りづらい場合があるので
なにごとも余裕を持って行動することが重要です。
移住前の手続き(1ヶ月〜1週間前)
役所手続き
現在住んでいる市区町村の役所で転出の手続きをしましょう。
印鑑、マイナンバーカード、運転免許証などの身分証を持っていきましょう。
①転出届(異動届)の提出
移住する2週間前に転出届を提出して転出証明書を受け取ります。
転出届の書き方は市区町村によって異なる場合があるので、
わからないところがあれば役所のスタッフに聞くようにしましょう。
また、新しい住所を記入する必要があるので、引越し先の住所をメモしておくのがベストです。
②国民健康保険の資格喪失手続き
国民健康保険に加入されている方は、国民健康保険の資格喪失の手続きが必要になります。
転居後の役所で新たに国民健康保険加入手続きを行います。
社会保険に加入する場合は加入しなくても大丈夫です。
続いて住宅関係・郵便物の手続きです
③電気・ガス・水道の契約終了の申し込み
電気・ガス・水道は、使用停止日に立ち会い、使用料金を清算する必要があります。
事前に立ち会いの時間帯を決めて申し込みましょう。
④新居のガス会社契約
新居でガスの使用を開始する時には開栓の立ち会いが必要になります。
引っ越しの1週間前には予約しておくとよいでしょう。
新居で契約する電気会社にも連絡をいれておくとスムーズです。
(電気と水道は、立ち会いの必要はありません)
⑤郵便物の転送依頼
転送依頼をすることで
その後1年間、旧住所に届いた郵便物を新住所に転送してくれます。
本人確認書類と旧住所が証明できるもの(運転免許証やパスポートなど)を郵便局に持っていけば、簡単に手続き可能です。
インターネット上で依頼するのがおすすめです!
オンラインでらくらく転居届(e転居)
移住の当日
旧居ですること
①電気・ガス・水道の使用停止の立ち会い
電気・ガス・水道の使用停止に立ち会い、使用料金を清算します。
立会いの必要がない場合もありますので、事前に確認しておきましょう。
②住宅の明け渡し
引っ越し作業が終了したら不動産会社や大家さんに鍵を返却します。
その際に室内状況の確認も行われますので無駄な退去費用を払わないためにもしっかり清掃を行いましょう。
新居ですること
③電気・水道
ブレーカーを入にしましょう。事前に契約を済ませておくことで、当日から電気を使用できます。
水道に関しては、水止め栓を開ければ使用できます。
水道使用開始申込書をポストに投函するか、ウェブサイトで使用開始の手続きをしましょう。
④ガス開栓の立会い
ガスについては、ガス機器を設置した状態での開栓の立ち会いが必要になります。
移住後の手続き
役所での手続き
転出証明書、印鑑、身分証(マイナンバーカード、運転免許証)、年金手帳(厚生年金保険に加入していない場合)を
忘れずに持っていきましょう。
①転入届を提出
引っ越し後2週種間以内に、転入届を提出しましょう。
その際に転出届の提出時にもらった転出証明書が必要です。
②国民健康保険の加入
社会保険に加入していない場合は引っ越し後2週間以内に国民健康保険加入の手続きを行います。
医療費を全額自己負担するなんてことにならないようにも期限を守って加入しましょう。
③印鑑登録
移住をした時点で、前の役所での印鑑登録は廃止されます。
必要であれば、新たに登録しましょう。
④年金手続き
厚生年金保険に加入していない方は
引っ越しから2週間以内に国民年金担当課の窓口に「被保険者住所変更届」を提出します。
その際に年金手帳と印鑑が必要になります。
以上の手続きが完了すれば移住先での最低限の生活をスタートできます!
紹介した手続き以外にも
クレジットカード、運転免許証など住所変更の必要なものは忘れないうちにリストアップしておきましょう。
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