コラム
2024.05.24
最近の若者の疑問『正社員で働いた方がいいの?』
こんにちは
おしごとコンシェルジュのリュウジです。
今回は
「正社員として働くことにメリットがあるのか」
こちらについてお話ししていこうと思います。
はじめに
就職して、家族を作り、幸せに暮らしたい
一昔前では当たり前の考え方でしたが
最近の若者からは
こんな言葉をよく耳にします。
就職したくない
この言葉には
どのような背景があるのか考えてみましょう。
正社員になりたくない原因 その①
就職したくない原因のひとつは娯楽の充実だと私は考えます。
漫画、アニメ、ゲームや動画サイトなど
娯楽で溢れる現代では
イベントに参加したり、グッズを集めたりと
いわゆる”推し活”が人生のメインになっている若者が昔に比べても多い印象を受けます。
かくいう私も
休日は朝から晩までアニメやゲームにどっぷり浸かり
気がついたら朝になっていた・・・なんてこともある「二次元」に住みたいと思っている一人です。
そんな「おしごと」よりも「推しごと」を優先したい人にとっては
非正規雇用の自分の都合や適性に応じて働き方を選べる点は魅力的です。
正社員になりたくない原因 その②
次に考えられる原因は給料と責任の問題です。
アルバイトでも残業が多い方や夜勤などで働いている方の場合
新入社員が貰える手取りより多く稼げていることが多々あります。
労働時間だけで見ると正社員より長く働いている場合もありますが
それでもアルバイトを選ぶ理由には「責任の重さ」が関わっているのではないでしょうか。
今の若者にとっての大きなストレスは「怒られること」です。
現代の若者は学校でも怒られる経験に乏しく
怒る人=関わってはいけない怖い人という認識があります。
正社員として長期的に企業に勤めるとなればひとつひとつの仕事に責任が生じます。
「もしミスをした時に怒られたらアルバイトならすぐに辞められるけど
正社員だと仕事に対しての責任が重いからストレスで潰れてしまう」
そう考えている方も多いのではないでしょうか。
”退職代行”というビジネスが成り立つほどに
現代の若者にとって自らが怒られるリスクを背負うことは耐え難いストレスなのです。
正社員になりたくない原因 その③
働き方の多様化により
正社員にならない働き方の存在も原因として考えられます。
SNSの普及により
芸能人ではない一般人でも自らを発信し、世間に評価される時代になりました。
そのため、周りと一緒でありたいと考える一昔前の国民性と比べると
今の若者にとっては他者との差別化がアイデンティティとなっている傾向が見られます。
周りの大人が就職を薦めるなら逆に就職をしない
YouTuberやインスタグラマー、TikTokerなどインフルエンサーとして広告塔になることで
一般的な正社員より遥かにお金が稼げてしまうというのも事実ですが
アルバイトの給料にも満たないどころか収益化できるまでに達せない人が
ほとんどであるのが現状です。
また個人事業主、フリーランスという働き方もあります。
正社員で働くべきなのか?